シルクの工場&販売所にゆきました。(観光旅行にもれなくついてくる)思わず「ああ野麦峠」を思い出す。タイミングよく出発前に大竹しのぶの「私一人」を読んだところだったのだ。
繭には2種類あるんだって。シングルとツイン。シングルは何匹分もの糸をよって絹糸に。そしてツインは繭の中にカイコが2匹。絡まりあった糸を出すのです。とっても細かくて丈夫。それをおばちゃんが4人がかりでえいっとのばし、気が遠くなるくらい重ねたものがシルクのお布団。フワフワ軽くてあったかい。品物の相場を知らなかったけどこれは買いです。一つのお布団に色んなイノチがつまってる。おかんのぶんも買ったさ。親孝行ごっこ。